生きテク No.17

生まれもった障害ゆえに、いつも死にたいと思っていた
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 男性
職業: 正社員
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■最も自分に過酷だった状況
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生まれた時より、両耳が聞こえず、
手も動かず、足が悪く歩けなかったため、
小さい頃より周りの人のことを魂が入っていないと、
親のことですら思っていた。

自分だけが魂が入っていると思っていた。

人と話すことも出来ず、何も出来ることがなかったため、
死んだ方がいいと思った。
外に出ると化け物を見るような眼がいやだった。

■どんなふうに苦しかったか?
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喜怒哀楽がなかった。

早く消えたいといつも願っていた。

一発で死ねる方法をいつも考えふけっていた。

■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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中学のときに、暴走族の人5人に殴り蹴られていた。
表情が変わらなかったために、さらにエスカレートしていった。

そこに 暴走族のリーダーが現れ、助けられて、謝ってくれた。
友になってくれた。
 
そこから人と初めて話し始めた。

障害者でも健常者に勝てるものが欲しくなった。
  ゲームセンターの「鉄拳」というゲームをやり始めた。
いつの間にか、手が少なからず動くようになった。

そして「鉄拳」の大きな大会で優勝した。

■その後。
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障害者でも認められる世の中にしたい。

そしていま、
「1/4の奇跡~本当のことだから」
という映画と出会った。

特に障害を持っている人に。
また持っていない人にも、
みんなに見てもらいたいと思い、広める活動をしている。

これからも自分に出来ることでどんどん動き、
自分の背中を見せていこうと思う。


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