生きテク No.32

家庭崩壊で鬱になり帰郷。だが、責任感から治療にも専念できず
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 女性
職業: その他
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■最も自分に過酷だった状況
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30歳を過ぎた頃に結婚して会社を立ち上げるが、
バブル崩壊直後の世の中で
過酷な労働を自らに強いることばかり重なって、

精神的にも荒み家庭崩壊を招き離婚。
その後はさらに仕事中毒に拍車をかけて数年、
さらに荒んだ生活をする。

これは仕事中毒で自殺を図っていたようなものだったが、
結局ヘルペスがきっかけでプチ鬱になり、
自律神経失調症等の病気で
電話に出る事もできなくなってしまった。


■どんなふうに苦しかったか?
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そこで、初めて故郷の両親に心の内を話し、
断腸の思いで、帰郷を決意する。

しかしながら、
首都圏での特殊な業界に携わっていたため、
地方都市では一向に浮かばれず、収益も上がらず。

あきらめていたところで、
町おこしなどの社会奉仕活動に参加する機会をいただき、
新しい境地を味わった。

しかしそのままうまく行きそうだった事業も、
家族の病気等で中断せざるを得ず、
雑事にかまけている間に無理がさらに重なって
(正義の味方を気取ってがんばりすぎた結果)

パニック障害となり、
その後もなかなか芳しい心身状況になく
簡単なことすら、責任持って仕事ができない身体状況となる。

なのに、経済的な事情に重ねて
焦りもあってなかなか落ち着いて治療にも集中できず。
(薬物を使わない自然療法をとっているために社会的保証もなし。)
これはまだ現在もひきずっている。

■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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とにかくは、経済的な安定を自らの力だけに
頼ろうとしたら無理をするしかない。
そうなると治るものも治らない。

→不遇な自分が世の中の超お荷物に感じて、
毎日自殺を考えない日はなかった。

そこで、家族に全面的協力を依頼し、
自分のスキルを社会に向けてではなく、
家庭内や親族内やご近所さんの問題解決に提供
して、
いくつも大きな成果を上げる事ができた。

これが自信となり、
家族に後ろめたい気持ちを持たずに、
落ち着いて治療に専念できるようになれた。

ようするに、世話にならずに迷惑をかけずに
生きようなんてことは人間不可能なのに、
そう思い込んでいた自分は傲慢の極みであったことに気づく。

そういうことに気づけたきっかけは、
自分の家に神棚がない事に気づいて
日本のアニミズムについて調べていったことから。

それから、その業界に詳しい友人と再会し、
いろんな事を教わるごとに、
日本の歴史について興味がわいた。

そこで
日本人とはなんぞや?
自分の先祖の事とか、しらべていくと、

私がいまここに存在することの奇跡、
そしてそれに課せられた使命というのが、
だんだんしみじみとわかってきた。
(DNAが叫んでいたのかもしれない。)

先祖を大切にせねばということは
頭でわかっていても、
これまで長年無神論者のためになかなか照れもあって
実行に結びつかず。

しかし、ちょっとした風水占いの開運方法に
「神仏を拝み先祖を大切にしましょう。」
というお告げもふと気になるようになって、
ご利益主義でもよいからちょっとやってみるかなと?
実行にうつす。

実際に毎日拝んでいると、
たしかに心が清々しい。

何かに守られている感覚が
なんとなくだけど感じるようになる。

それから毎朝早起きするのが日課となる。

そんな事から 受け入れる心が持てるようになって、
邪な想念を祓うことを日常としていたところに、
ふと友人からのコメントも何やらお告げのように感じ…

「整体に行ってみたら?」という言葉を素直に受け止めて
早速治療に行く事にした。
すると、良い治療師と出会え、
長年の心身状態がじわじわと回復しつつある。

■その後。
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以上述べたように
何度も絶望から這い上がっては
希望に燃えて挫折してを繰り返してきていることから、
今度こそはという気持ちである。
無理をしてはいけないが、
いつまでも今のままではいけない。いたくない。

そこで、発想の転換をはかり、
今迄の自分に戻ろう、今迄の仕事に戻ろう、
とすること自体を考えるのやめて、

新しい分野の勉強を始める事にした。

世の中の常識、こうあらねばならない
という事からも私は外れることにした。
そうすることで、フリーターだのニートだの
パラサイトだのバツイチだの少子化に加担しているだの…

何と言われようとも気にしない事に。


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