生きテク No.45

白血病との闘病中、頼りの夫に急逝され…
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 女性
職業: 主婦
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■最も自分に過酷だった状況
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13年前、白血病と診断されその日から闘病が始まった。
まだ子どもは2歳だった。

3ヶ月入院し、4年後に骨髄移植を受け命を繋いだ。
私が逝ってしまったら主人は
どうなるのだろうと心配していたが、
私が移植を受ける1年前にクモ膜下出血で
突然先に逝ってしまった。

■どんなふうに苦しかったか?
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病名を知った時、小さな娘と優しい主人をおいて
死んでしまうかもしれないという恐怖と悲しみに
どうしていいか分らなかった。

主人が逝ってしまった時はただただ娘のことが心配だった。


■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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自分たちだけでは乗り越えられないと思ったので、
病気のことを包み隠さずまわりの友人たちに知らせた。

考えれば考えるほど悪いことばかりだったので、
自分で自分に「もうこれ以上考えるのは止めよう。」と
実際に声を出して言い聞かせた。


それでもまた考えてしまうと、
また同じことを自分に声を出して言い聞かせた。

何回も言い聞かせていくと、
嫌なことを考えること自分で止められるようになった。
まだどうなるか分らないことを思い悩むことは
時間の無駄だと思えた。

「考えても何も変えられない、
それが起こってから心配しよう。
今のこの時を大事にし、
今、しないといけないことをやろう。」と思った。

■その後。
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ずっと先を考えると
死んでしまっているかもしれないと思ってしまうので
今日明日のことだけを考えるようにした。
この時間は自分にとってすごく貴重であるかもしれないと
知ったからできたのかもしれない。

主人の死は娘の為に死ねないと思わせてくれた。
骨髄移植は主人の死から立ち直る追い風になったように思う。

周りの人たちからたくさんの優しさをもらい、
感謝することを知った。他人の痛みが分るようになった。


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