摂食障害とウツの4年間…ま、いいかと言えた時があった
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 女性
職業: 正社員
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■最も自分に過酷だった状況
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23歳から26歳ぐらいまで、摂食障害とウツでした。
私の家族は皆太っています。
弟はイジメにあっていたようで、
心配されていましたが、家族関係は良好。
その中で自分はしっかりしていました。
23歳の頃、
実家で気軽にダイエットを始めたのがきっかけでした。
ちょっと痩せたらチヤホヤされ、
注目されるので、始めのほうは楽しかった。
ところが、次第にもっともっと痩せなきゃという
強迫観念に襲われるようになりました。
英会話の講師という
初めての仕事でのプレッシャーもあり、
精神的に、追い詰められていました。
その後、大学にいき、
実家を出て、東京で一人暮らしを始めました。
仕事も変えたのですが、状態は酷くなるいっぽう。
「ちょっと太ったね」と言われると
パニックになり、自分をコントロールできなくなりました。
■どんなふうに苦しかったか?
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4年間、生きている感じがしませんでした。
チョコレートは絶対に買わないなど、
痩せるためのルールを作って、
自分で自分の自由を奪っていました。
自分に負け、夜中にクッキーを食べてしまった時など、
吐く事も出来ず、ひどく落ち込みます。
1日に3回、飢餓が襲ってきました。
毎日毎日、食べていない時は
食べ物のことばかり考えてしまいます。
付き合っている人もいて、
何の問題も無いはずなのに、
とても苦しく、こんなに苦しいなら、
いっそ道路に飛び出してしまおうか、
電車に飛び込んでしまおうかとさえ思いました。
仲間も出来ませんでした。
そんな自分を責め続ける4年間。
自分らしさが全く無い人生。
ただ活動をしていて、
ふと落ち込むと死にたくなる自分がいました。
■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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「まあ、いいか」って、自分に言えた時がありました。
実は大学院で修士論文を書いた時、
すごくストレスを感じて食べてしまったのです。
そんな中、新しい彼は、
太っている自分を受け入れてくれました。
彼もウツ経験者だったので、
お互いに受け入れあえました。
また、コーチングの仕事を始めてから、
色々な人との出会いがあり、痩せなくても声を掛けてくれる、
彼以外の仲間ができました。
大学院の時とは違い、ハグしあえたりします。
自分を認めてくれる場や、仲間が出来なければ、
ひょっとすると、そのままだったかもしれません。
その後半年ぐらいで、
病院にいかずにウツの状態は治りました。
母にも摂食障害である事を話すことができ、
4年ぐらいかかって、普通の生活を取り戻しました。
■その後。
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今のコーチングの仕事が好きです。
また、それとは別にボランティア、
カップリングパーティーも主催しています。
周りの人がどんどん幸せになるのが喜びです。
いつか、ストリートライブをしたい。
歌も歌いたい。
表現する事で、人が感動してくれるって素晴らしい事です。
生まれ持った自分を好きでいる事を大切にしています。
これからも皆が自分に生まれて良かったと思える
関わりをを持ち続けていきたいと思います。
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