生きテク No.48

摂食障害とウツの4年間…ま、いいかと言えた時があった
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 女性
職業: 正社員
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■最も自分に過酷だった状況
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23歳から26歳ぐらいまで、摂食障害とウツでした。

私の家族は皆太っています。

弟はイジメにあっていたようで、
心配されていましたが、家族関係は良好。
その中で自分はしっかりしていました。

23歳の頃、
実家で気軽にダイエットを始めたのがきっかけでした。

ちょっと痩せたらチヤホヤされ、
注目されるので、始めのほうは楽しかった。

ところが、次第にもっともっと痩せなきゃという
強迫観念に襲われるように
なりました。

英会話の講師という
初めての仕事でのプレッシャーもあり、
精神的に、追い詰められていました。

その後、大学にいき、
実家を出て、東京で一人暮らしを始めました。

仕事も変えたのですが、状態は酷くなるいっぽう。

「ちょっと太ったね」と言われると
パニックになり、自分をコントロールできなくなりました。


■どんなふうに苦しかったか?
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4年間、生きている感じがしませんでした。

チョコレートは絶対に買わないなど、
痩せるためのルールを作って、
自分で自分の自由を奪っていました。


自分に負け、夜中にクッキーを食べてしまった時など、
吐く事も出来ず、ひどく落ち込みます。

1日に3回、飢餓が襲ってきました。
毎日毎日、食べていない時は
食べ物のことばかり考えてしまいます。

付き合っている人もいて、
何の問題も無いはずなのに、
とても苦しく、こんなに苦しいなら、
いっそ道路に飛び出してしまおうか、
電車に飛び込んでしまおうかとさえ思いました。

仲間も出来ませんでした。

そんな自分を責め続ける4年間。

自分らしさが全く無い人生。

ただ活動をしていて、
ふと落ち込むと死にたくなる自分がいました。

■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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「まあ、いいか」って、自分に言えた時がありました。

実は大学院で修士論文を書いた時、
すごくストレスを感じて食べてしまった
のです。

そんな中、新しい彼は、
太っている自分を受け入れてくれました。

彼もウツ経験者だったので、
お互いに受け入れあえました。


また、コーチングの仕事を始めてから、
色々な人との出会いがあり、痩せなくても声を掛けてくれる、
彼以外の仲間ができました。

大学院の時とは違い、ハグしあえたりします。

自分を認めてくれる場や、仲間が出来なければ、
ひょっとすると、そのままだったかもしれません。

その後半年ぐらいで、
病院にいかずにウツの状態は治りました。


母にも摂食障害である事を話すことができ、
4年ぐらいかかって、普通の生活を取り戻しました。

■その後。
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今のコーチングの仕事が好きです。

また、それとは別にボランティア、
カップリングパーティーも主催しています。

周りの人がどんどん幸せになるのが喜びです。

いつか、ストリートライブをしたい。
歌も歌いたい。

表現する事で、人が感動してくれるって素晴らしい事です。

生まれ持った自分を好きでいる事を大切にしています。

これからも皆が自分に生まれて良かったと思える
関わりをを持ち続けていきたいと思います。


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