生きテク No.66
多忙を極めウツになり、ある日、練炭自殺を計ったが
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 男性
職業: アルバイト
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■最も自分に過酷だった状況
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大学生の頃、塾の先生のアルバイトをしていました。
大学4年生の時に、卒業論文や
塾の授業などで多忙を極め、
睡眠時間が1~2時間という生活を送っていました。
そんな生活を続けているうち、
ある日、ウツになりました。
■どんなふうに苦しかったか?
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卒業するまでウツ状態のまま、塾の先生を続けました。
新卒での入社も決まっていたのですが、
医者に「これ以上続けたら死にますよ」と言われ、
半年間、療養しました。
その後、塾に戻ろうとしたところ、
「メンタルを病んだ人間を、
それとわかって雇うことはできない」
と、解雇されました。
一般企業に就職したのですが、
再度体調を崩して、療養しながら仕事を続けていました。
ずっと鬱屈した感情が続くことに苦しみを感じました。
そして、たとえ元気になって仕事に戻ったとしても、
「やりたくもないことを65歳まで続けるのか」
と考えると、どんどん気力が失せていきました。
また周りの人に怒られるたび、
自分を責め、さらに苦しみは重なるいっぽう。
ある日、練炭等、死ぬための用具を買い揃えて、
自殺を計りましたが、死神にも嫌われたのか、
燃やした練炭の火が「プスッ」という音とともに
消えてしまいました。
■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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「死ぬのも楽じゃないな」
…そう考えるようになりました。
そして、死ぬことがバカらしいって
思うようになってから、
なんとなく生きるための環境ができあがってきました。
周りに目を向けた時、
とことん共感して応援してくれる人、
それから、私が依存しないように、
厳しい行動を取ってくれる人がいることに気付き ました。
そんな環境に支えられ、
今、私は事業を計画中です。
自分なりに、やりたいことだと思っています。
■その後。
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まだいまだに自分も
「もうムリ、死ぬ、消える」
とか言ってしまう時もあります。
でもそんな時は誰も相手にしてくれません。
自殺未遂をした者だからわかります。
自殺がどんなに大変で、苦しくて、バカらしいか。
自殺願望の中にはきっと、
「生きたい! 」「自分を見て欲しい! 」
っていう部分もあるでしょう?
その気持ちがあれば、
何か素晴らしいことができるはずです。
何かをしようという気持ちを持った時、
まわりに生かされている自分がいるって感じます。
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