母が自殺。自暴自棄になり海へ…汚い色が嫌だった。
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 男性
職業: 正社員
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■最も自分に過酷だった状況
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今から4年前、人生に疲れていた。
自分は18才の時に母親がうつ病で自殺していた。
その時の心のダメージはあまりにも深く、
ずっと尾を引いていた。
父親はアルコールに依存していた。
20歳になり、就職の話で父とケンカした。
音楽関係の仲間との付き合いも、
良くない関係だった。
自暴自棄になり地下鉄に乗った。
…そして死のうと思い、海へ。
■どんなふうに苦しかったか?
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母親がいない現状。
髪を金パツに染めていたが、父親からは大反対。
自分はアル中の父親を、
親として、人間として、どうしても尊敬できなかった。
「人生に疲れた」
そうして自分は桟橋から飛び込もうと地下鉄に乗ったのだった。
■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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だが、桟橋から飛び込もうとした時、
野球少年の姿が目に映った。
子供に見られる事の体裁の悪さを感じた。
それと、東京湾の汚い海の色がとても嫌いだった。
飛び込む気持ちは消えた。
自分はとても汚い場所にいる。
…ふと、温泉に入りたいと思った。
温泉に入りたい一心で、箱根に向かった。
箱根では、箱根駅伝の真っ最中で、
参加する選手たちが大勢いた。
その生き生きとした選手たちを見ているうちに、
前向きに生きたい、と感じる自分がいた。
■その後。
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母の死を受け入れるまで6年かかった。
今は音楽関係の悪い付き合いも切れ、
出会う人が変わった。
3年くらいフリーターをしながら自分を見つめた。
今は保険会社に就職し「生きるための保険」を
お客様に提供している。
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