別れた2人の夫の借金と暴力・・子供のために向き合った
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 女性
職業: アルバイト
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■最も自分に過酷だった状況
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16歳の時、バイト先で8歳年上の男性と出会いました。
その方とは、お互いに母子家庭という共通の過去もあり、
色々と語り合ううちに心を許し、
自然とお付き合いが始まりました。
優しい人だったので、
そのままの流れで結婚をいたしました。
ところが、すぐに後悔することに。
彼には借金があったのです。
私たちは毎月11万円以上を返済しなければならず、
苦しい結婚生活が始まりました。
既に私のお腹には新しい生命が宿っており、
今更、後にはひけません。
借金の取り立てがキツく、毎日身の危険を感じました。
そんな中、長女を出産 。
しかしながら、毎日ガンガン取り立ての電話がなり、
子育てにはとても集中出来ない状況でした。
■どんなふうに苦しかったか?
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18歳の時、子供を保育園に預けて
仕事に出ることになりました。
ところがその頃、
夫の携帯電話の請求が5~6万に上りました。
どうもおかしいな、と感じていたところ、
浮気 をしていることがわかりました。
ショックでした。
重なる時には、重なるものです。
更に追い打ちをかけるように、
夫に末期の大腸がん があるとの宣告を受けました。
私は夫と別れることを決意しました。
実家に帰り、娘と生活を続けていた私は、
ある時、ひとりの男性と出会いました。
娘と二人で生きて行こうと考えていたので、
最初のうちは関心がありませんでしたが、
その男性から猛アタックを受け続け、
ついには根負けしてしまいました。
こうして私は再婚することになりました。
ところが程なく、
私は彼が酒乱だと知りました。
二度目の結婚生活では、
凄まじい暴力を受け続けることになったのです。
次女を妊娠していたのですが
「赤ん坊が死んでも構わない」とさえ言われ 、
顔から何から殴る蹴るを何度も繰り返されました。
山梨の親類の家でかくまってもらったのですが、
残した母親に暴力を振るうのではないかと心配になり、
結局は、すぐに戻ってしまいました。
暴力は更にエスカレートし、
言いがかりをつけて大衆の面前で土下座を幾度もさせられ、
自分の尊厳はもう少しもない、
という情けない心境でした。
真冬に裸足で追い出され、娘達が心配で泣き続けたり、
勢い余って首を絞められた時は
もうこのまま死ぬんだ、
ならば楽になると、半ば諦めの気持ちすら生まれました。
当時都営住宅に住んでいて、
ここから飛び降りればすぐに死ねる。
死ぬことはいつでもできる。
だからとりあえず今日は頑張ろう、
と思うことで、かろうじて生を繋いでいました。
■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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夫の暴力は日に日にエスカレート し、
とうとう子供達にまで乱暴するようになりました。
私はいよいよ駄目だと感じ、
市役所の母子相談室というところで、
相談員の方に助けを乞いました。
まず保護して貰い、下の子は乳児院、
上の子は養護施設に預け 、生活を立て直すことにしました。
その結果、市役所に保護願い を出し、
住宅を確保し、生活保護も受けることが出来ました。
こうして二人目の夫とも調停離婚が成立したのです。
■その後。
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今はある意味で、
自分の人生は自分が選択しているんだな、
と達観しています。
子供達がなついている男の人と同棲をしているのですれど、
いま、その人と結婚する気はありません。
二人の娘たちは私よりタフでしっかりしているので、
頼もしく感じております。
娘たちの事を考えると、
ある意味、今はとても幸せだと思います。
でも早くに母親になってしまったので、
まだやりたいことがたくさんあります。
贅沢はする気はありませんが、
これから自分らしく生きて行こうと思って
日々を送っております。
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