逃げないで正々堂々と困難に立ち向かう道を選んだ。
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■生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 男性
職業: 正社員
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■最も自分に過酷だった状況
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1995年、当時財テクといわれていた時代の波にのっていた私は、
不動産担保で次々に資産を増やしていた。
その資産が阪神大震災で倒壊して、
一瞬にして数億円もの莫大な借金を駆け込んだ。
■どんなふうに苦しかったか?
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自宅や不動産は売却してすべて手放し借家に移り住んだが、
まだ大きな借金が残る。
銀行系列の保証会社から呼び出され
「今後無理のないところで毎月いくらなら返済可能ですか?」
と質問されて、「毎月五万円ずつ返します。」と真顔で答えた。
「返さないということですね?」とさらに鋭く念を押してくるので、
「一生かかっても絶対に全部返します!」と押し通した。
保証会社の人々はあきれながらも
「わかりました。それでは期日に遅れないように毎月お返しください」
と最後は捨て台詞とも思える言葉を厳しく投げかけられた。
すでに塾を開いていたので直ぐにお金がまわらなくなり、
頼みの税理士にも見放され、ワラをもつかむ思いで
新興宗教に救いを求めたりセミナー、講演会に参加して模索し続けた。
毎日が食うや食わずで、子供たちの学費だけは出そうと
サラ金・街金にも手を出した。
深夜や早朝の厳しい取立てに途方に暮れ、
自殺や夜逃げ、自己破産、
海外逃亡、偽装結婚など普通の人が考えることはすべて考えた。
■かいけつ!
「これで助かった」という方法は?
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考えて考えて、考え抜いた結果、
どれを選んでも結局“逃げ”にしかならず、
積極的な解決策にはならないと悟った。
逃げれば妻子はもちろん、末代まで禍根を残すと考え、
逃げないで正々堂々と困難に立ち向かう道を選んだ。
「解決できない問題は降りかかってこない」
「信念を持ってすれば、どんな大きな壁でも乗り越えられる」
「私に足りないのはお金だけ。それ以外はすべて満たされている。
大丈夫だ、こんなことぐらいでは絶対に負けないぞ!」と
プラス発想を心がけて自分自身を奮い立たせ、
必死でもがき続けた。
数年間にわたって毎日のたうちまわり、地獄の日々が続いた。
債権会社が外資に買収され、
大幅な譲渡の提案を受け、数億円の借金がほぼ消滅して数百万円になった。
■その後。
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「やればできる」
「絶対にあきらめるな」
「必要なものは与えられる」
という具体例を学習塾という教育現場や書籍などを通じて、
生徒や保護者に伝えていく宿命にあると強く考え、
今、使命感に燃えたぎっている。
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