営利重視の結果クレームが続出…止まらず次を探した
生きテク提供者
名前: 名無しさん
性別: 男性
職業: 正社員
最も自分に過酷だった状況
アメリカの電子計測器を扱う会社に
席をおいていた私は2005年の春、
「日本市場での売り上げを3年で2倍にする」
という指令を受けて帰国しました。
帰国後、自分のもとに
優秀な5人のマネージャーをつけて業務を開始。
「売り上げを3年で2倍に」という目的達成のため、
ただやみくもに働く日々でした。
売り上げを重視、結果を出すことに専念 するあまり、
部下に相当キツいことを言ったこともあります。
とにかく私は仕事の鬼と化し、
それに伴い、売り上げも伸びていきました。
こうして私は期限前に2倍の売り上げを達成し、
本社に提示いたしました。
ところがその後、問題が起こったのです。
私は売り上げをのばすため、
あらゆる手段を講じましたが、
組織作り、人材を育成する、ということを
完全に怠っておりました。
その結果として、組織として収益を上げる仕組みが存在しない、
全く機能を果たさない組織が出来上がってしまいました。
私は恐ろしくなりました。
そして、次第に自分を責める気持ちが大きくなっていったのです。
席をおいていた私は2005年の春、
「日本市場での売り上げを3年で2倍にする」
という指令を受けて帰国しました。
帰国後、自分のもとに
優秀な5人のマネージャーをつけて業務を開始。
「売り上げを3年で2倍に」という目的達成のため、
ただやみくもに働く日々でした。
売り上げを重視、結果を出すことに専念 するあまり、
部下に相当キツいことを言ったこともあります。
とにかく私は仕事の鬼と化し、
それに伴い、売り上げも伸びていきました。
こうして私は期限前に2倍の売り上げを達成し、
本社に提示いたしました。
ところがその後、問題が起こったのです。
私は売り上げをのばすため、
あらゆる手段を講じましたが、
組織作り、人材を育成する、ということを
完全に怠っておりました。
その結果として、組織として収益を上げる仕組みが存在しない、
全く機能を果たさない組織が出来上がってしまいました。
私は恐ろしくなりました。
そして、次第に自分を責める気持ちが大きくなっていったのです。
どんなふうに苦しかったか?
「自分は会社に期限前に結果を出してみせた」
しかし、それがいったい何をもたらしたのでしょうか。
そんな気持ちが渦巻き、
俗に言う「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態に陥りました。
もう何もする気が起きなくなっていたのです。
そんな状態の私に、さらなる困難が襲い掛かりました。
25%もの顧客がクレームを寄せてきたのです。
営利を優先してきたその矛先が
自分に向けられていると、痛烈に感じました。
仕事に、もはや誇りが持てず、
深く傷付いた私は、ボロボロの状態で逃げるように渡米しました。
それは2006年9月の事です。
もう人生そのもの、何もかもが嫌になっていました。
しかし、それがいったい何をもたらしたのでしょうか。
そんな気持ちが渦巻き、
俗に言う「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態に陥りました。
もう何もする気が起きなくなっていたのです。
そんな状態の私に、さらなる困難が襲い掛かりました。
25%もの顧客がクレームを寄せてきたのです。
営利を優先してきたその矛先が
自分に向けられていると、痛烈に感じました。
仕事に、もはや誇りが持てず、
深く傷付いた私は、ボロボロの状態で逃げるように渡米しました。
それは2006年9月の事です。
もう人生そのもの、何もかもが嫌になっていました。
かいけつ!「これで助かった」という方法は?
私はアメリカに戻りました。
そんな時、ずっと仕事のパートナーだったトムが、
「半年仕事を休め。その間も給料は出してやる。」
と言ってくれました。
それ自体、大変ありがたかったのですが、
わたしにはもうひとつ、
別の方からいただいたアドバイスの方が心に残りました。
「休んではいけない。次に夢中になれるものを捜せ!」
それは以前、我が社のCEOだったルッツからのアドバイス。
人は辛い時、自分を癒したいと思うものですが、
ルッツの言うように一度羽根を休めてしまうと、
次に飛翔するのは大変かもしれません。
そう感じた私は、今一度人生をやり直すため、
一念発起してニュージャージーの自宅を売却し、
新たな仕事に就くことにしました。
そんな時、ずっと仕事のパートナーだったトムが、
「半年仕事を休め。その間も給料は出してやる。」
と言ってくれました。
それ自体、大変ありがたかったのですが、
わたしにはもうひとつ、
別の方からいただいたアドバイスの方が心に残りました。
「休んではいけない。次に夢中になれるものを捜せ!」
それは以前、我が社のCEOだったルッツからのアドバイス。
人は辛い時、自分を癒したいと思うものですが、
ルッツの言うように一度羽根を休めてしまうと、
次に飛翔するのは大変かもしれません。
そう感じた私は、今一度人生をやり直すため、
一念発起してニュージャージーの自宅を売却し、
新たな仕事に就くことにしました。
その後。苦境を乗り越えた今、これから何をしたい?
私が就職したのはボストンの会社でした。
その後、また日本に赴くこととなりましたが、
今度の仕事には誇りを持つことができ、
やりがいも感じております。
それは今扱っている商品(検品用の特殊カメラ)が
オンリーワンで、世の中のニーズに対応している、
と自信を持って言えるからです。
今私は、つくづく歩みを止めずに
前に進んで良かったと感じております。
その後、また日本に赴くこととなりましたが、
今度の仕事には誇りを持つことができ、
やりがいも感じております。
それは今扱っている商品(検品用の特殊カメラ)が
オンリーワンで、世の中のニーズに対応している、
と自信を持って言えるからです。
今私は、つくづく歩みを止めずに
前に進んで良かったと感じております。
この生きテクを読んで、死ぬのをやめよう、もしくは生きてみようと思った
この記事を読んで自殺をやめた人
84 人
この記事に対するコメント
tさんへより:
2017年01月23日 11:30:15
tさん
死ぬくらいなら復職しないでほしい。働けないなら行政に頼ればいい。
生きる方法はあるから、辛くてもあなたが生き続けることに意味はあるから、何のためにと言うなら私のために生きてほしい。生きていたらいつかどこかで出会えるかもしれない私のために生きてほしい。
tより:
2016年11月15日 21:52:37
私もいま仕事を休んでいますが、復職当日に自殺しようかと思いつめています。もっと準備していれば…
あおばより:
2010年12月12日 15:10:37
たしかに、自分も病気だった経験から、
「休むと動こうにも、動けなくなってしまう」
というのは、わかる気がします。
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