20歳の頃、同棲相手(ヒモ)に毎日DVを受けていた。
ビール瓶を投げつけられ、脹脛に刺さったり、庖丁を突きつけられたり。
安いドラマの様な毎日に嫌気がさしてしまった。
現状から逃げることのできない駄目な自分と、どうしていいのか分からない自分。
その当時、親からも逃げていたので、そこに助けを求めることができずにいた。
耳は殴られ過ぎて聞こえなくなってしまいパニックに陥った。
今思えば典型的な駄目女だったと思う。
どうしようもなくなって「逃げたい」から「逃げる」と決断し、泣く泣く親に連絡。
母親が何も言わず受け入れてくれて、実家へ逃亡するという選択肢をくれた。
安い授業料だったと思う。
これからはもうそんな安いドラマの主人公などではなく、生きたい様に生きると思う。
そして、心から愛を注げる子供をいつか作りたい。