物心ついた頃から、もっとも身近な母から度々”言葉の暴力”を受けていた。
身体に受ける暴力に比べて、外部の人にわからない。
日々ともに過ごす母から日々受ける言葉による暴力は、私の中でどんどん蓄積されていっても、誰にも気付いてもらえなかった。
子どもなりに、知恵を働かせることで乗り越えた。
つまり、
ヒステリックな母を、冷静に分析し、(ここにいるのは私の母ではなく、本当の母は宇宙人に連れられ、宇宙船にとじこめられ、宇宙人が母になりすまして、わたしをいじめに来たのだ)
と考えることで、その場をしのいだ。繰り返しの中で、我を捨てることも覚えた。
そんな経験が大人になった今、自分の器を大きくするために必要だったのだと、つくづく思う。
わたしは多くの人を喜ばせることが楽しく幸せで、また、多くの人から愛されている喜びも味わわせていただいていることに感謝。