私は大学生活を7人組の
友達グループで
過ごしていました。
いつも一緒にご飯を食べたり、
授業で助け合ったりと、
仲の良い関係だと思っていました。
しかし、些細なきっかけから
その関係は一瞬で崩れ去りました。
ある日、友達から借りたものを
返す約束をしていたのですが、
風邪をひいてしまい
約束の日に返すことができませんでした。
その後すぐに事情を説明しましたが、
グループ内の一人が
「無責任だ」と私を責め、
それをきっかけに
LINEグループから
私を退会させました。
最初は
「一時的に感情的になっているだけだろう」と思い、
他のメンバーに相談しようとしましたが、
誰からも返信はありませんでした。
仲直りをしたくて、
自分を退会させた友達に
直接話をしに行きました。
しかし、
「みんなお前のことが元々嫌いだったみたい」
と言い放ち、
グループチャットの画面を見せてきました。
そこには私の悪口が溢れていて、
「辛くてもSNSにはログインできるんだ笑」
「本当に風邪なのか?信用できないよなww」
といった
揚げ足を取るような言葉が
並んでいました。
その言葉の数々は、
つい最近まで
友達だと思っていた人たちのものとは
到底信じられないものでした。
この出来事で私は深く傷つき、
「自分は嫌われていたんだ」
「友達だと思っていたのは自分だけだったんだ」
と気づきました。
それ以来、
私は大学での居場所を失い、
自分の存在意義が分からなくなり、
「自分なんていないほうがいいのではないか」
と考えるようになりました。