43歳ごろ、胃潰瘍で胃を3/4摘出、胆嚢を全摘出、十二指腸潰瘍でその一部を摘出。52歳ごろ、バブルが崩壊し、3000億円もの借金を負う。
更に55歳のときに大腸がんになり、腸の上のほうを切除。68歳の時、愛妻に先立たれる。
そして今年(2007年)再び大腸がんになり、下部を切除。
バブル全盛に華やかで派手な生活に明け暮れていたため、健康を害し、大借金を背負うという、あまりのギャップに苦しみ抜いた。
健康を害して落ち込んでいるところに、さらに降りかかってきた大借金に絶望するが、逆に大借金を返すことを生きる糧とし、
「借金を残したまま死ぬわけにはいかない」
という男の意地のようなもので逆境を跳ね返した。
今は銀行を相手に8000年以上の返済期間を組み、月々細々と返し続ける一方で、特異な体験が重宝がられ、本を書いたりTVに出たりと芸能人並みに活躍させてもらっている。
また、病気や借金で苦しんでいる多くの人たちから相談に乗り、感謝され、生きがい、やりがいのある毎日を送っている。