15~17歳ごろ、家族(母子家庭で、母と私と妹の三人家族)で孤立し、誰にも理解してもらえないという思いを抱きつつ生きていた。
母は、私のことを理解しようとする気がなく、
近所の人が訪問してくると、
私が家にいても、
まるでいないような話をするほど無視していたし、
私のやる事なす事にダメ出し、
否定するので、息苦しく、辛い日々だった。
妹もまた、自分以外の人と関りたがらない人だった。
私にとっては、音楽や映画が救いだった。
現実世界より美しく感じる世界を求めた。
特に音楽は、
吟遊詩人といわれていた頃のエルトンジョンの初期の頃の歌に癒された。
今はまもなく50歳になるが、
母と妹と私の関係は、
相変わらず表面的ではあるものの、
自立できている今は、
あるがままに受け入れ、
特に感情的になることもなく、
穏やかに淡々と日々を過ごしている。