18歳の時、
私の人生が大きく揺れ動いたのは、
一番仲の良かった親友が
不整脈で
急死したことがきっかけでした。
その喪失感は
言葉にできないほど大きく、
心にぽっかりと
穴が空いたようでした。
その痛みを抱えたまま、
今度は家族の大黒柱だった
父が亡くなりました。
家族を支えるために
働き続けてきた父でしたが、
家計は苦しく、
借金も抱えていたため、
家族の中には
「このタイミングで死ぬなんて」
「どうしてもっと計画的に生きなかったのか」
という心ない言葉を
口にする人もいました。
それを聞くたびに
胸が張り裂けそうで、
父への感謝の念が
かき消されてしまうような
辛さを覚えました。
父の死後、
私は大学進学を諦め、
高卒で働き始めました。
幼い妹と弟を養う責任を感じ、
「自分がこの家族を支えなくてはならない」
と強い使命感を抱いていました。
しかし、その生活は想像以上に過酷でした。
生活費を稼ぎ、
家事をこなし、
子どもたちの面倒を見る中で、
誰かに頼ることも許されず、
常に義務感だけで動いていました。
生きテク・フォーラムは、体験や知識を共有し合い「心がホッとする方法」「悩みの乗り越え方」「生きづらさの解消」に迫ることを目的としたイベントです。
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