片思いの恋から始まった過激ダイエットの結末は、重度の拒食症だった
生きテク提供者
氏名:
Mrs.Butterfly
性別:
女性
職業:
正社員
提供日:
2008-06-15

高校3年の時。
私が密かに思いを寄せていた同級生の男子が、
私の親友を好きになった。

彼女は、背も高くてモデルのように
スタイル抜群の容姿をしていた。
片や、当時の私はというと、
身長152センチ、体重58キロという
対照的なぽっちゃりスタイルだった。

そんな私が彼に振り向いてもらうためには、
「痩せてキレイになるしかない。
痩せたら彼が振り向いてくれるかもしれない」
そう思い込み、私の過激なダイエットは始まった。

食べ物をほとんど口にしない。
口にするのは水だけ。
その繰り返しの日々を送り続け、
夏休みの40日間程度で
一気に10キロ体重を落とした。

「私を丸いと言ったヤツらを、
ぜったいに見返してやりたい。綺麗になるんだ」
って自分に言い聞かせ続け、
ダイエット開始から2ヵ月後には
体重は20キロも減少していた。

体重が40キロを切ってからも、
乾いた雑巾を絞るように
ひたすらダイエットを続け、2-3年後にはとうとう28キロまで……。

なにがなんでも体重を落とすんだと
過激なダイエットを取り組むうち、
いつのまにか拒食症へと変化していた。

拒食症になると、
痩せることが面白くなる反面、
太ることがとても恐くなる。

リバウンドすることが恐い。
「太った丸い自分に戻ってしまうのではないか」
という恐怖心から、
身体が食べ物を受け付けなくなっていた。
当然、身体は衰弱し、急激なダイエットの
影響から生理がとまった。

痩せてキレイになるどころか女性としての
魅力とは程遠い容姿になっていた。

親友のようなモデル体型になれば、
好きな人に振り向いてもらえると思っていたが、
現実は甘くなかった。

どんなふうに苦しかったか?
これで助かったという方法は?
苦境を乗り越えた今
この生きテクを読んで、死ぬのをやめよう、
もしくは生きてみようと思った
ありがとうございました。
苦しくなったらまた、いつでも戻って来てください。
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