44才のころ、ある人に頼まれて、サラ金等8ヶ所からお金を借りた。相手に対しての依存心から、その人の期待に応えたいという思い、信じなくては、という思いでお願いされる度、借りられるだけ借りてあげた。
月に20万円は返済しなくてはならなかった。ほとんど減らない状態で、返すことを滞らないように必死だった。
一度に6つの仕事をしていた。早朝~夜遅くまで、土、日も無く、3時間位の睡眠時間で仕事場と仕事場を移動する毎日でした。
そんな私の様子を良く知る友人が見かねて、弁護士の手数料を支払っても、整理した方が良いのでは?と助言してくれた。
ボランティアで相談に応じてくれる方から、専門の弁護士を紹介してもらい、債務処理をし、結果、月の返済が8万に減り、まともな生活が送れるようになった。(※)
※(編集部注:類似の相談機関「日本司法支援センター(法テラス)」)
今は全て完済し、自分らしい日々、楽しい毎日。人に頼ることではなく、自分の力を信じていれば、そもそも自分だったらしなかったような借金はしなくてすんだと思う。
依存心は不安を生むということを経験で学んだ。